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ゴールデンウィークはコスパで考えるとどうなのか?

皆さん、こんにちは。

 

 昨日から今年は最大で11連休となるゴールデンウィークが始まりました。皆さんはどこかにお出かけのご予定はございますでしょうか?わたしは昨日ゴルフに行きました。相模原ICから山梨方面に行ったのですが早朝スルーのゴルフでしたので朝3:00の高速は全く混んでいませんでした。帰りも9:00に現地を出発したので上りの高速でも全く混んでいませんでした。このように大型連休の時は混雑との戦いとなります。上手に混雑を避けて楽しみたいですね。

 

 

 今回考えたいのはゴールデンウィークはコスパがいいのか悪いのか、ということです。普通に考えたらコスパは悪いですよね。なぜならば大型連休に旅行に行けば代金は通常より高くなります。遊園地などの行楽施設も普段より高くなる傾向があります。最近ではAIなどを導入しダイナミックプライシングにより料金の上下動が当たり前になってきました。

 値段だけではありません。皆が同じタイミングで出かけるので非常に混み合います。普段の日であれば余裕をもって行動できるのかもしれませんが混み合っていると伸び伸びと楽しめない上にいつも以上のお金を使うことになります。ということで利用者側から考えれば大型連休はコスパがよくないということになります。

 対してサービスの提供者側はどうなんでしょうか?これに関しては通常の日よりも多くのお客さんを見込めるので稼ぎ時です。しかも料金が高くても利用せざるを得ないのが大型連休の宿命と利用者側も割り切っているのでこの時期は売り上げも見込めます。こう考えるとサービスの提供者側にとってはコスパが高いと言えるでしょう。

 しかし、働いている労働者の給料が上がるかというとそんなことはありません。普段より忙しいのに普段と変わらない給料で働いていると思うとモチベーションは下がりますよね。ということはサービスを提供する資本家側はウハウハですが労働者側は喜んで仕事ができません。そんな中でサービスを提供をしてもらっている利用者側は高い金を払ってサービスレベルが低いとなったらますますコスパが悪くなります。

 

 これは私個人の考えですが大型連休はメリット<デメリットとなるので基本的には家に閉じこもってサブスクで映画を観たり本を読んだりするのが一番と思っています。以前旅行会社で働いていた時は大型連休に休みを取ることはできたのですが、旅行代金が高いのはサービスを提供する側の社員として知っているので、全て出勤日にして働いていました。通勤電車は空いているし予約目当てでの来店が多いので営業成績は上がるし、それに対して休んでる社員が多いので予約を独り占めすることができたので営業マンの観点では最高のコスパでした。その分、通常日に普段は取れない連休をもらえたので海外旅行に行ってました。料金は笑っちゃうくらい安かったのを覚えています。これは歩合給の比率が高かったのでこういった考えになったということを付け加えておきます。

 みんながそれぞれに利益を享受するためには一極集中というのは良くないと私は考えます。大型連休は大歓迎ですがみんなが同じタイミングで休むと混むし高くなるデメリットがあります。そこで大型連休を代わりばんこに取れるように政治に動いてもらうのが良いと思います。国の経済が上手く回るようにシフトで大型連休を取る法律にしてしまうのです。業界別であるとか地域別であるとか小さいお子さんがいる家庭かそうでないかなど、行政がシフトを組んでそれに応じて休みを分散化すればサービスの質が向上すると思いますし、一極集中しないので人手不足も緩和するでしょうし、飲食などの材料の供給も平準化するのでそれぞれの負担が解消されると思います。結果として「よく働きよく休む」国民性が生まれて結果として生産性の向上も見込めるかもしれません。こんな世の中になって欲しいなと空想してしまったゴールデンウィークの序盤戦でした。ちなみにゴールデンウィークという言葉は映画業界が作った造語です。大型連休に合わせて作品を配給し興行を打つのにうってつけだったからです。これからは特定の業界だけではなく日本全体が潤う仕組みを作っていくことが大切だと思いました。

 

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