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最低時給が10月から上がることの影響について

皆さん、こんにちは。

 

 いよいよお盆休みに入りますね。今年は特に暑いですよね。40℃越えなんかザラなんで驚かなくなってしまいました。皆さんはどこかにお出かけに行かれますでしょうか?私は混み合うのが嫌いなので家でサブスクの映画を見まくって過ごそうと思っております。これが一番安上がりで結果として日頃できないことができるので充実した日々が過ごせそうです。

2025年10月から最低賃金が過去最高の引き上げとなります

 先日のニュースで皆さんご存じだとは思いますが最低時給が過去最高の上げ幅となります。全国平均で1,118円と初めて1,000円を超えました。私が住んでいる神奈川県では1,162円から1,225円になることが決まりました。日本で一番最低時給が高い東京都は1,226円となります。それ以外の道府県でも最低時給が大幅に上がるので労働者にとっては非常に良いことだと言えるでしょう。

 

 しかし、労働者に給料を支払う経営者からみるとこれはとてもきついことになったと言えます。ここ数年、最低時給がどんどん上がっています。人手不足もあるので最低時給では応募してもらえないので時給が上がる傾向になっていました。では景気がめちゃくちゃ良いのかというとそういうわけでもありません。主に食料品などの高騰による物価高で、どちらかというと生活が苦しいというのが本音ではないでしょうか?この夏に参院選がありましたが票を伸ばしたのは減税を主張した野党で消費税を守るといった自公は大幅に票を落としました。このような状況だと単純に時給が上がったから嬉しいとはならなそうです。

時給UPで考えられる弊害

①人を雇えないので自動化、DX化に拍車がかかる

→今までは時給が安かったので機械を入れたり新たなシステムを導入するお金を使うくらいなら人を雇った方が安上がりでした。しかし人件費が上がって、労務管理が大変になり、各種ハラスメントに気を遣うくらいならいっそのこと設備投資をして人に頼らなくてもうまく回せる仕組みづくりをしようという気持ちになる可能性が高いです。ということは労働者目線で考えると失業率が上がる可能性が高くなるということが考えられます。

 

②人件費を上乗せした価格になるのでインフレがさらに加速する

当たり前のことですが商品やサービスの値段は仕入れ原価に光熱費や人件費、事務所費など諸々の費用がかかった合計に一定の利益を乗せて販売します。人件費が増えるということは原価が増えるので値段は上がります。そうしないと何のために商品を販売したりサービスを提供しているのかわからなくなります。ということで今よりも値段が上がるのだから物価が上がるインフレになるということが言えます。さらに給料が良くなるという好循環ができればいいのですが消費意欲が旺盛という感じは今のところ感じられないと個人的には考えています。

 

③年収の壁にかなり早くぶち当たる

昨年の衆院選からの流れで所得税の年収の壁103万円が123万円に引きあがり、学生バイトだと150万円に引き上げられました。これ以外にも社会保険の年収の壁というのがあります。106万円の壁は51人以上の会社に勤める人は週20時間以上労働をして毎月8.8万円(年収106万円)以上稼ぐと自分自身で社会保険に加入しなくてはいけないという壁があります。130万円の壁というのもありまして、こちらは従業員の要件に関係なく年収が130万円以上になったら自分自身で社会保険に加入しなくてはいけないという壁です。時給が上がることによってこれらの壁に早くぶち当たります。今でさえ10月~11月くらいから働く時間を調整するパートさんが増えているのに壁は以前と同じなのだからもっと早いタイミングで働き控えが発生します。そうなると主にサービス業の雇い主はシフトに頭を痛めることは必至です。政治家はこのあたりのことをちゃんと把握しているのでしょうか。いずれにしろこのような問題が出てきます。

 

 このように時給UPは嬉しいのですが考えなくてはいけないことも出てきます。時給UPが10月からなので今年はそこまで問題にはならないと思います。しかし、来年の働き方には確実に影響が出ます。扶養に入ることがいいのか、バリバリ働いた方が結果として老後の不安解消につながると考えるのかを早いうちから検討したほうが賢明だと私は考えます。

 

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