
皆さん、こんにちは。
今日の日経新聞朝刊1面に
「基準地価4年連続上昇 東京けん引、海外マネー流入都市部、再開発で伸長」
と、でかでかと掲載されていました。
ぱっと見出しを見た感じでは土地の値段が上がってるんだな。東京がすごく上がってるらしい。理由としては海外マネーによる都市部のマンションに投資されたのかな。都心で結構工事やってるけどあれが再開発なのね。ということがわかります。
そもそもバブルが崩壊して土地や不動産価格が下降線をたどっていましたが、あの頃は金余り現象で投資する先が不動産に向かい地価が高騰して本当に住みたいと思っていた団塊世代の人たちが郊外に家を購入して郊外の土地や不動産も上がっていました。今回は東京、大阪、名古屋の3大都市圏の地価が上昇、インバウンド効果も大きいです。ということで住宅地は当然上昇していますが商業地が大幅に上昇しています。それによって街の価値も上がって全般的に地価が上昇するという流れと言えるでしょう。

特に今年よくニュースに出ていたのが23区内のマンション価格が高騰して億ションが高級マンションの代名詞ではなくなったという話を聞いたことがあると思います。まさにこれなんかはマンションを投資案件として外国人が購入して、それを賃貸に回すことで利益を得るということが行われているので需要が増えて値段が高騰しているということでしょう。実際に居住のために購入したい人が高すぎて買えないという状況が問題になっています。それを規制するために国民民主党や参政党が外国人の不動産購入に規制をかけようという法案を検討しているとのことです。不動産も株も価格が上昇しっぱなしということはないので、どこかで調整が入ると思います。しかし不動産は欲しいタイミングで購入したいものなのでちょっと様子を見るか、というのもなかなか難しいのかもしれません。しかも日銀の政策が依然と大きく変わって金利が上昇する方向に動いているので住宅ローンを組む際もコストが以前に比べて上がっています。土地の値段やローンの金利だけではなく資材高騰や人件費高騰もコスト上昇要因になっており複合的にあらゆる要素が絡み合っているのが現状です。
これから不動産を購入する際には長期目線のライフプランをしっかり考えることでどこに住むのが最適解かを冷静に考えることや家族構成に応じて購入するよりも賃貸にした方がいいのかなど慎重に検討したうえで行動に移したほうがいいのではないかと私は考えています。今回の記事がタメになった、面白かったと思われた方は下のボタンをポチっと押していただけると幸いです。本日も最後までお読みいただきありがとうございました。